平成11年 8月13日(金)
長い一日だった。2日目の今日は、午前11時、午後1時、3時の3回とも今年新しく出来た「阿波踊り会館」で有名連が出演する。11時のチケットを取るため、若手3人衆が遅くまで起きていたのに早めに起床し、会館に並びチケットを買ってくれた。
さて、10時30分の開場と同時に若手がホールになだれ込み、うちわなどを使って席取り。私も前から2列目に陣取る。若手のおかげで後ろに並んでいた本隊もいい席に座ることができた。
いよいよ11時の開演。有名連の若干の踊りの後は踊り方教室だ。男踊り、女踊りとも若手風の踊り手が3人出てきて、姿勢などの見本を示してくれる。この後男女それぞれの観客が舞台に出され、少し踊りの格好をさせられる。男も女も、我々以外に「踊る阿呆」がいるようだ。一般観光客と違い、少し構えただけでやってる人はわかる。この後、会場のお客さんを招いてくれて、その連と一緒に踊らせてくれる。
お土産などを見た後会館を出る。ここで先発隊の4人とは分かれた。会館近くのうどん屋で昼飯を食う。昼食の後、それぞれが思い思いの動きをすることに。ひとりは個人行動、2人は再び3時からの先程の連の公演を再び見るために阿波踊り会館へ戻った。残りは栄町の岡田和楽器へ向かう。
岡田和楽器では笛方2名が笛についてご主人からいろいろ聞いていた。ご主人から「いま有名連のほとんどが改良型の笛だよ。その中でも10本に1本いいのが出来て、それをみさと笛と言うんだ。」一本3万円からと言う。我が連の笛の師匠はそれを聞いて「改良型が主流だったなんて!」とかなりショックだった様子。
この後、夕方まで時間があるので阿波踊り会館からロープーウェイに乗り毘山の山頂に。高所恐怖症の野瀬師匠は、やはりロープーウェイも大の苦手。こわごわ乗る姿に、同じ箱に乗っていた他の観光客からも笑いが漏れていた。
山頂から徳島市内を一望したあと、郷土文化会館で18時からいろいろ有名連が出るというので、みんなで急いで向かう。脇からなんとか演舞を拝見する。
その連の出番が終わった後、連の方々が演舞場から出てきた。
この後、我々も二手に分かれる。一方は鷹匠町に繰り出し、もう一方は再び有名連の踊りを見ることに。もちろん私は後者だ。
続いて藍場浜演舞場へ行く。入口付近で私と笛の師匠とで待つ。若手2人は出口付近へ。しばらくその連の方が、演舞場の進行係の人と話し合っている。どうも表情からするとうまくないようだ。笛の師匠が「お囃子も太鼓とか置いてるし、順番もまだまだ後だろうから、ちょっと座って一休みしてくる」とどこかへ行ったしまった。
私は高張りから目を離さないようにしていた。少しすると高張りが動き出し、続いて若手が太鼓を持ち始めた。「移動だ!!」
笛の師匠は戻ってこない。でも、ここでこの連について行かないと見失ってしまう。ここは笛の師匠を探すのはやめてひとりでついて行こう!
移動の途中で若手に連絡。「移動した!次は両国本町だ!急いで来い!!」続いて笛の師匠からも私のPHSに連絡が入る。「いつの間にかいないんだもん!いまどこにいる?」「両国本町です。私は入口にいますが、若手2人は別れた一方のグループと出口付近で合流したようです!」やはり携帯やPHSは便利だ。
にわか連が入場してきた。見るとくすのき連の連中が踊っている!私も演舞場の途中から桟敷をかき分け踊りに加わる。大太鼓の野瀬師匠は踊り終わった後へたり込む姿などを地元テレビに撮影、インタビューされていた。
にわか連の次は、みんなが大好きな、大太鼓などのお囃子で有名な連が踊り込んできた。その次も有名連だ。私はどうにかこうにかして、左側の桟敷席の一番前にもぐり込むことに成功した。こういう有名連の連続の直前に帰る人なんてかわいそうにと思いつつ、そういう人のおかげで一番前にもぐり込んで座ることが出来たんだな、などといろいろ思いを巡らす。
さて、有名連が踊り込んできた。私のちょうど手前で組み踊りになったが、女踊りの方々が集団で固まり、私の目線の直前で足踏みしていたので、肝心の組み踊りを見ることが出来なかった・・・
続いての流し踊りで、男踊りの先頭が来た。いつも会館などの舞台で司会役を勤める方が先頭の真中にいらっしゃり、司会のときにいつも「踊っているのを見たら声援をよろしく!」とおっしゃられているので大声で連の名前を叫ぶと、こっちを振り向いて「ありがとう!」という笑顔をしばらく返してくれた。そのほかの方にも、思わず声援を送ると、踊り手の皆さんは笑顔で振り向いてくれる。やっぱり自分が踊っていても、沿道からの声援があれば嬉しいし、どんなに疲れていても楽しく踊ることが出来る。
この後、他の演舞場に移動する。若手2人と笛の師匠と私の4人だ。紺屋町の入口で有名連の高張りが待機したことを確認し、みんなで「暑いから氷でも食おう!」と、1分歩いたところでかき氷を食べる。しかし、ふと入口を見ると、高張りがない!駆け足で戻ると、最後の大太鼓を運んでいる若手の姿が!「また移動だっ!」
どうやら次は南内町のようだ。とにかく私と笛の師匠で移動する。若手2人はかき氷屋ではぐれたが、携帯で連絡がつくので見放した。(^^;
昼から単独行動をとったひとりは、四電広場で見学しているとのこと。
途中から分かれたグループは、鷹匠町でいろいろな連が踊っているのを見学したり、時にはお囃子をさせてくれたリ、踊らせてくれたりと、結構楽しんだ様子。(写真)
結局、昨日に続いてくすのき連は全員南内町の総踊りで合流した。もちろん見学の後、昨日と同様、大お囃子軍団の中で踊らせてもらう。
この後、全員で鷹匠町に。居酒屋で1杯だけ飲んで外に出る。夜中なのにいくつかの連が踊っている。女踊りはもう大感激!それを見学したり一緒に踊らせてもらったあと、ホテル近くの居酒屋で午前2時まで呑み明かす。普段呑まない女踊りの一人が梅サワーをグビっと2杯呑み、完全にハイ状態で壊れていた(^^ゞ。
ホテルに帰るまでの道をずっと疲れも知らずに踊っていた。
もちろんホテルに帰ってからも幹事部屋で翌朝5時頃まで若手は呑み続けていた。みんなホントにタフだねぇ・・・8月12日 8月14日
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