クルピタ

 流し踊りから組み踊りに入るときのきっかけ作りとして行われる。
 男が2列でストリートを流し踊りをしているが、先頭の女踊りが踊りをとめ、決めている。そこを提灯は前で小さくこねくり、低い姿勢で女踊りの間を通って前に抜ける(これを「むさこバージョン」という)。
 女踊りの前に出たら、再び通常の基本の流し踊りになるが、少し踊ると「ヤッサ!」の掛け声を合図に、先頭の2人から順に、クルっ!と後ろ向きになって止まる。クルっと回り、ピタっと止まるので自然とこの名が付いた。
 続いて2列目が同じくクルっと回転して止まり、3列目、4列目と順順に続く。最終列がクルっとなったら、一呼吸おいて大きな声で「糸引け!」と掛け声をかけ、提灯を頭の上で前後に動かし女踊りを引く。そして男は徐々に低い姿勢でそのまま集まり一塊になる。女が奴などの組み踊りに入ったら「糸巻け!」の合図で男踊り手は提灯に糸を巻くしぐさをしながら全員後ろに下がり女に舞台を譲る。

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